May 10, 2016

* 手績み麻糸いろいろ *

IMG_1929
オクソや精麻から作った糸を並べてみました。

同じ麻でも、作り方や素材の違いでまったく
ちがう雰囲気がでます。
やっぱり綺麗な糸は誰が見ても目をひくのだけど
オクソのぼそぼそ感もすてがたい。
精麻よりずっと糸にするのに手間がかかるけど
それぞれ個性がでてくれて、この感じが好きです。

話は少しずれるけど
いまは亡き宮大工の棟梁の心得を口伝えで引き継いだという
記事の内容がとても良かったのですこし。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 
木は1本1本、育った環境により性質が違う。
癖というのはなんにも悪いものではない。使い方なんです。
人間と同じ。癖の強いやつほど命も強いという感じですね。

木を選び、その個性を見抜いて使ってやれば、建物は長持ちする。
少なくとも300年先の姿を思い浮かべながら仕事をする者の務めだ。

最近では本物の職人が減り
木の癖や性質を消した合板が登場した。
技術や知恵を伝える上でも、それぞれの性格や才能の違いを
一緒くたにし、最短距離を走らせようとすることには無理がある。
個性重視とはいいながら、画一的で結果を急ぎすぎてはいないだろうか。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

宮大工ではなくても
棟梁の心得はとても参考になるのではと思いました。
心に留めておきたい言葉ですね〜。

hpd128 at 01:21│ │大麻・Hemp | オクソ・Okuso